陣馬山ハイキング日記

【DATA】
登った日  2004/10/16(土)
お天気   曇
メンバー  2名
行動時間  約4時間半(休憩含む)

ハード度(主観)   ★★☆☆☆

■ルート■
(予定)マイカーにて陣馬高原下(320m)⇒和田峠(690m)⇒陣馬山山頂(855m)⇒明王峠(740m)⇒底沢峠(710m)⇒陣馬高原下⇒マイカーにて帰宅
(実際)マイカーにて和田峠(690m)⇒陣馬山山頂(855m)⇒明王峠(740m)⇒底沢峠(710m)⇒堂所山(731m) この往復

当初、会社の山オヤジ中心に会社の仲間と丹沢の塔の岳に行く予定だった。が、メンバーが集まらず中止。しかし、どうやら10/16は天気がいいらしい。翌週も登山を予定していたが、晴れる保証はないので、10/23に行く予定だった陣馬山を前日になって急遽繰り上げることにした。
タイトルでわかるとおり、今回は「ハイキング」。登山の予定ではいたのだが、予定していた駐車場が見つけられず、かなり登ったところまで車で行ってしまったからだ。しかし、足慣らしには良い登山であった。

【服装など】
今回は初の秋登山。地上と山の気温がどれくらい違うかもよくわからないし、登ってどれくらい暑くなるかもわからない。結局、上は、長袖の薄いシャツの上に半そでのTシャツ、コーデュロイのシャツを着て、下は、冬用のズボンとタイツ、という選択をした。寒さ対策にはレインウェア。山オヤジからは「冬山と思え」と言われていたのでフリースも持っていくか悩んだが、10月の中旬で、850mかそこらの山だから、そこまではいらんだろう、と踏み、やめた。結果的には正解だった。

【当日】
当日は二子玉川に7:30集合。陣馬山まで1時間半と見込んでいた。しかし、中央道は混む!7:30なんて時間じゃあだめだったようだ。上野原ICで降りる予定だったが、八王子ICで降り、下を走ることに。下は速度は出せないものの混雑はなく、その後はまぁ順調に進む。
ガイドブックによると、「陣馬高原下」というバス停があり、西東京バスの終点とのこと。駐車場もあり、そこに駐車して都道を歩いて登ることになっている。車窓からバス停を探していると、途中で、ここか?と思われる駐車場があったが、バス停名が違った。じゃぁもう少し先?と思いながら走ってみると、まだバス停が続いていたので「よしよし、まだ先だなw」と思い、さらに走る。しかし、車はどんどん登っていく。陣馬高原下のバス停の高度は320mと書いてあったが、私の高度計付き時計の高度はぐんぐん上がっていく。おかしい、と思いながらもとりあえず上がっていくと、和田峠に到着してしまった。すでに高度690m。どこにあったんだ「陣馬高原下」!しかし、和田峠までの道は完全に舗装された車道で、わざわざまた車で戻ってまで歩く楽しみはなさそうなのが今通ってきてわかってしまった。そこで、「足慣らしだし、ここからでいっかw」と和田峠からの登山に変更した。10:20頃、登山開始。

【和田峠〜陣馬山】
和田峠から陣馬山の山頂までは、階段ばかりの急な登り。他の方の登山記を見ても数百段はあると書かれている。果てしなく階段が見える。しかし、大山ほどの段差のある階段ではないので、ゆっくり登っていけばさほど辛いものではない。


登り始めから30分弱であっというまに山頂に到着。10:46頃。

【山頂】
山頂には山名にちなんで白馬のモニュメントが建っている。写真で見るより相当傷んでいて、ちょっとがっかり。


天気予報では前日まで「晴れ」と言っていたが、出発時は全然晴れていない。車で聞いた天気予報では「午後から晴れる」と言っていたが、相変わらず晴れない。が、富士山は見えた。なんか不思議な感じ。


【陣馬山〜堂所山】
30分弱で山頂到着で終了、ではあまりにつまらないので、もう少し先の堂所山まで行って戻ってくることにした。このコースは尾根を歩く、アップダウンが少ない林間コース。道もよく整備されている。まさにハイキング。初めて登山するなら、こんな道が楽しいだろうな。


さらに30分程度で明王峠に到着。休憩所と茶店とトイレがある。夏の登山では、山頂まで2,3時間トイレに行きたくならなかった。明神ヶ岳に行ったときなどは、下山まで行かないでなんとかなった。しかし、秋登山は汗をかかない。むしろ冷えるから、和田峠でトイレに行ってから1時間半程度にも関わらずまた行きたくなった。
トイレ休憩をし、そこから堂所山を目指す。途中、杉?の葉がたくさんおちてじゅうたんのようになっている箇所が何箇所もあった。クッションになって歩きやすい。


ずっと林間コースだったが、堂所山に至る最後の道だけちょっと険しい。といっても、この写真だとわかりにくいかな。。。


12:30頃、堂所山に到着。この碑とベンチがあるだけで、眺望もさしてよくないさびしい山頂。


【堂所山〜下山】
堂所山でお昼を食べる。日のあたらないところでじっとしているとだんだん冷えてくる。ご飯を食べるのだから手袋もできない。11月なんかの登山はかなりキツイだろうなぁ。
13:00頃元来た道を引き返す。
13:30、明王峠に到着。またもトイレに行く!10:20の開始から3回目。夏には考えられなかった。トイレがない山はヤバイぞ、私。
ここから富士山がよく見える。行きには気づかなかった。曇っててしかも午後で見えるって、かなり幸運かもしれない。


さて、ここで問題です。この写真の意味するものはなんでしょう?


道の左側は針葉樹で、右側は広葉樹なのだ。この道でくっきり分かれいる。ちょうどここは尾根の頂点なので、日当たりのせいか?と思ったけれど、まさかこんなにくっきり分かれるなんてことはないだろう。きっと左側は植林されたのだろうな。
14:15、陣馬山に到着。小休止して、和田峠目指し最初に登ってきた急な階段を下る。延々と続く階段を見て、よくまぁ登ったものだとわれながら関心する。今日のコースは高低差はあまりなかったけれど、さすがに最後の方は疲れてきているから、脚が少々ぷるぷるした。
14:50和田峠到着。

【教訓】
@汗をかかなかったらむやみに水分補給をするのはやめよう!
Aトイレットペーパーとウェットティッシュを持参しよう!
どちらもトイレ絡みヾ(;´▽`A``
夏には、トイレがないからといって水分補給を控えて脱水症状を起こしかけたので、「水分は十分に補給しよう!」などと書いたが、汗もかいてないのに水を飲むとトイレが近くなる。茂みでしようとしても、岩場ばかりで隠れる場所のない山もある。気をつけなくてはならない。
また、トイレはあっても、水洗ではない。トイレットペーパーとウェットティッシュは必携。私はウェットティッシュは入れていったのだが、乾いていた。(バカ
でも友人が持っていて助かったのだが。

【最後に】
高低差が少ないこともあり、つらくない登山(ハイキング)だった。実は私は登山は好きじゃないかも。これくらいの運動量でちょうどいい気がする(='m') ウププ
今回、新しく買った高度計付き時計を持っていってみたが、なかなか面白かった。道を間違えたかも、というときの参考にもなるし、あとどれくらいの距離かをつかむ目安にもなる。コンパスは登山中は使わなかったが、帰りの車で道を間違ったときに方向を補正するのに役立った。なかなかお役立ちの一品だ。