大山登山日記

【DATA】
登った日  2004/7/3(土)
お天気   晴れ
メンバー   4名
行動時間  約8時間(休憩含む)

ハード度(主観)   ★★★★★

■ルート■
マイカーで大山市営駐車場まで⇒追分(ここでケーブルカーにも乗れます)⇒男坂(階段の多い尾根道)⇒阿不利神社下社⇒阿不利神社本社(ここで昼食&休憩)⇒阿不利神社下社⇒女坂(ゆるやかな道と言われたが結構キツい)⇒市営駐車場

今日は富士山のトレーニング登山で、会社の山好きおじさん(山オヤジ)を中心に4人で大山という丹沢山系の1つに登山。
富士登山仲間のために(?)カンタンにレポートいたします。

【前日まで】
会社の階段トレーニングは、最近では13階〜19階までの上りと、19階〜2階または1階までの下りをほぼ毎日実行。
週末は軽いランニング(直前の週末は約15分のランニング)を実行。これで少しは鍛えられたかなぁ?
それから3月に捻挫した足首がまだ多少痛むことがあるので、サポーターを購入。
しかし、前日に詰めようとしたら、サイズが間違っていたことが判明( ̄▽ ̄;)!!ガーン
やっぱり前々日に詰めてみるべきだった。今回の反省点。

【当日】
当日は、とってもいい天気。気温も高すぎず、湿度は低く、梅雨時にこんな良い天気に恵まれるなんて、サイコー!
2組に分かれて車で行ったのだが、私の組は渋滞で遅刻、もう一方の組は寝坊で遅刻。
結果的に、なんと3分も違わず到着。なんてすばらしいチームワーク!(誤
9:20出発!ルートは上記のとおり。

【男坂】
駐車場を出てから「男坂」なるところへ行くまで、ゆるい坂道を上がったあと、温泉旅館や土産物屋の並ぶ道があるが、これがずーーーっと階段。
もう登山は始まってるって感じ。


男坂にはいる前に、ちっちゃな滝発見。「マイナスイオン♪」と喜ぶ私たち。嵐の前の静けさ?


9:50頃、男坂スタート。男坂は、急な階段(石段や木の階段)が延々と続く道。今回は最初からストックを使って登っていく。
階段ばっかりで約50分と聞いていた。気が遠くなる…と思っていたけれど、この辺までは快調。
いいペースで登り、10:40頃男坂終了!


【見晴台ハイキングコース】
男坂を過ぎた後、ハイキングコースになる。いわゆる林間コースのような、登ってるんだか降りてんだかわからないような緩やかな道を歩く。こんなのがずっと続くと楽しいんだけどね…


途中で滝発見。二重滝?かもしれない。


【見晴台】
11:10頃、見晴台到着。見晴台は、ちょっとした広場で、ここで昼食も取れるようになっている。


【見晴台後の登山コース】
見晴台の後、山頂までは、ものの本によると「しばらくは急な登り。30分ほどすると展望のいい場所に出て、その後40分は歩きやすい登山道」とある。
男坂を登ってきた私たちにとっては、同じ程度のキツさ。だんだんつらくなってきたけれど、「まだまだ大丈夫!」と頑張って登っていく。
30分程度で、「展望のいい場所」に出る。私たち優秀じゃん!とかなりいい気分o(*^▽^*)o~♪
ここで休憩し、また登山開始。ちょっと休むと不思議なくらい元気も出る。


しかし…
その後も相変わらずキツい。全然「歩きやすい登山道」なんかじゃない。裏切られた気持ちが、余計に体にもきつく感じられてくる。
そろそろ休憩後の元気がもつ時間も短くなってきた。
そんなとき、山オヤジ(大山経験者)が「もうそろそろ頂上じゃないか?」と言い、下山してくるグループに「頂上は近いですか」と聞いてみる。
すると「いやー、降り始めて12分だからねぇ。」
ぇ、てことは、登りは30分は覚悟じゃん(´・ω・`)
ますますがっくりきて、足は重くおもーくなってくる。
つらい、つらい…と思いながら、ストックを使ってひきずるように登っていく。
12:40頃、山頂直前の広場に到着!ここで野生の鹿さんと遭遇。鹿を見てももはや走れないが、写真を撮るときだけは一応笑顔にw


【山頂】
12:40頃、山頂到着。見晴台からは1時間半弱か。(時間はデジカメにて確認。デジカメって便利ね。)
日陰を探して、昼食準備。山オヤジが、フリーズドライのカレーの素・ごはん・野沢菜漬け、それから具にコンビーフ・ソーセージ、あとスープやらコーヒーやらグレープフルーツやら持ってきてくれている。水だって男2人で4リットルも持ってきてくれて…感謝感謝!
コッヘルでお湯を沸かしてこれらを調理。山頂でカレー食ってるのなんて、私たちぐらいだ!
しかし、分量がわからなくて、作りすぎた。フリーズドライのご飯て、意外にふくらんでしまうのね(´・ω・`)
でも、ここは山。捨てて帰ることはできない。しかたなく6食分のご飯を4人のお腹に無理やりお腹に詰め込む。まるで拷問だ。
 

山頂前にいた鹿さんが、山頂に上がってきた。人馴れしていて、全然逃げない。むしろ飛びかかってきそうになって、超こわかった。


【下山】
15:20下山開始。昼食作成に1時間程度かかったので、こんなに遅くなってしまった。
下山道も階段状。岩場が多い。こんなの絶対上がれないな…
私は多分坂道より階段のほうが下りは得意なんだろう。高尾より下山はラクだった。
写真は神社(下社)前の階段。


下社後は女坂を下山。男坂より緩やかと書いてあるが、どうしてどうしてかなりきつい傾斜であった。
17:40下山。下りは2時間少々。早い早い!お疲れ様でした!

【下山後】
家に帰ってから、一番辛かったのは膝。下山直後より、数時間経ってからのほうが痛い。
富士山で仮眠後の再登山の時、こんな感じになるのではないかと、かなり不安があった。
膝用サポーターとかあったらラクなのかな?