高尾山登山日記

【DATA】
登った日  2004/6/5(土)
お天気   晴れ
メンバー   3名
行動時間  約5時間(休憩含む)

ハード度(主観)   ★★★★☆

■ルート■
11:00 京王高尾山口集合⇒6号路(琵琶滝コース)⇒キツいショートカットコース⇒2号路⇒3号路⇒山頂(昼食&休憩)⇒稲荷山コース⇒高尾山口


今日はよつぃ、とてと高尾山登山。
詳しくはよつぃのダイアリーを見てねw…と言えば簡単なのだが、一応私の日記なので、私も書いておくとするか。
(写真は一部(大分)よつぃ嬢のものを拝借しております。)

【前々日】
会社の、山登り好きのおじさんが、山へ登るときには必ずその山の本を購入する、というので、私も本屋へ行ってみる。
が、高尾山の本は、ない。高尾山と陣馬山だとあるんだけど、高尾山のみでは「登山」の範疇には入らないらしく「ハイキング」の範疇らしぃ。なーんだ、楽勝じゃんwと思い、購入せず帰宅。
2週間ほど前から階段の上り下りトレーニングをしているが、確かこの日から120段へ増やす。楽勝。

【前日】
非常食のカロリーメイトと、エネルギー補給用のハイチュウを購入。スポーツドリンクは先週のウォーキングで飲み残したやつでいいだろうw
夜は、実は合コン(='m') ウププ
10時ころにはお開きにし、11時には帰宅するつもりだったが女子のみでお茶へ行ってしまい、帰宅は12時(´・ω・`)
前日にある程度パッキングをしていたつもりだったが、なんだか時間がかかってしまい、2時半就寝。

【当日】
当日は11時に高尾山口に集合。いつになく10分前に到着したが、ビリであった。
1週間前の天気予報では、当日はギリギリ曇で、前日まで雨続き。この3人が集まるときはいつも雨なので心配されたが、今回はいいようにはずれまくり、ずっといい天気で当日も快晴、湿度も低いという絶好の登山日和。よぅし、頑張るぞぉw
高尾山には1〜6号路と、稲荷山コースという7つのコースがある。
今回私たちは、6号路から登り、稲荷山コースを下山することにしていた。このコースは、神社とかサル山とかいう見所もなく、舗装もされていないため、人が少ないだろう、とよつぃが選んでくれた。

【登山開始】
6号路は別名琵琶滝コースといって、琵琶滝が見られるコースである。登りはじめるとまもなく、琵琶滝に到着。が、ちっちぇー!私がみたところ、幅30cm、高さ3mといったところか(適当)。たったこれだけかよ、しかもこのあと見所ないのかよ(○`ε´○)プンプン!! 

   

気を取り直して、登山再開。と、コースの表示に「6号路」がない。さっきの分岐まで戻るのか?と思ったが「こっちに高尾山頂方面て書いてある」との声につられ、確認もせず出発。
しばらく階段が続く。そういえば合計258段て書いてあったな…と思いながら登る、登る。階段が切れても、岩や急な傾斜が続く。
ぜいぜい。いったいいつまで続くの、高尾ごときでこんなに辛いの、富士山はこの何倍なの、そろそろ休みたい…
「上り始めて30分だね」と声をかけても反応なし。休みは、休みは…
途中、水を飲むため立ち止まって3分ほどカンタンな休憩。そしてすぐに再開。
すると分岐に遭遇。案内板には「2号路」「表参道」。あれ、6号路は??やっぱりさっきの道が違ったんじゃ?ここはどこ?とよつぃが地図を広げる。そのすきに、「もうそろそろストックの出番だわ」と用意してみる。
すると、山慣れしたおじさんが「道、わかりますか?」と引き返してきてくれた。
すかさず「いえ、よくわかりません!」と頼る私w 
おじさんいわく、この道はショートカットコースで、高尾で一番つらいところだそうだ。やっぱりね!安心した。
「ずいぶん近道できましたよ」って。でもこんなにつらくなくていいわぃ!

おじさんに「人が少ない、自然が多いコース」を聞き、2号路を通って3号路に合流するコースに軌道修正。
2号路はスキーで言う林間コースみたいなところで細く傾斜のほとんどない道。鳥の鳴き声も聞こえ、とても気持ちがいいのだけど、トレーニングとしては少々物足りない。(さっきと言うことが違うやんけ!というお叱りもあったww)
ストックなど無用の長物。やることなすこと、タイミングを逸している(´・ω・`)
だらだらと歩き、3号路に合流。
しかし、あんまり3号路の記憶がないんだよなw どうやら少々キツかったらしぃのだが、記憶にあるものといえば休憩所くらいw
休憩でほっとしたんだから、きっとキツかったんだよね。
休憩所では、よつぃが作ってきてくれたハニーレモンをいただく。おいしかった!
水分も補給し、再出発。(この辺も記憶があやしいのであるが)少し進むと子供たちのわいわい言う声がする。
「もしや山頂!?でもそう見せかけて単なる展望台だったりして。でも時間的にそろそろだ。でも休憩所のすぐ後ってのもどうもね」などと思っていると、やっぱり山頂だった!ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
山頂へは最後坂がある。さほど急でない、むしろ緩やかな坂なのだが、これが意外にきつかった!
13:20(多分)、登頂。

【山頂】
山頂には人がごった返していた。
ファミリーや若者のグループなどなど。座る場所を探すのも大変なほど。
なんとか場所を確保し、昼食。お昼は、よつぃがお弁当を作ってきてくれた!
最初「お弁当、どうする?」と聞かれて「朝作るの、大変だよ。コンビニおにぎりでいいじゃん」と却下。
でもよつぃは作ってきてくれたのです、感謝感謝!
中身は、梅と鮭のおにぎり。そして、卵焼き、ウィンナー、アスパラ、プチトマトという色どりも美しいおかずたち。
おいしかったです!!
おかずの量はそれほど多くなかったのに、やはり疲れていたのか、あまり食べられませんでした。ごめんなさい。


少し休んで、山頂の記念写真を撮影。「山頂」の看板が、3箇所あるのはなぜw
富士山も見えました。1ヶ月半後にはあのてっぺんにいるんだ!(このときは元気w

 

 

【下山】
14:25、下山開始。
下りは「稲荷山コース」。このコースは最初に百数十段の階段がある。
日ごろ会社で200段程度下りている私は、全然楽勝!でも、これを上るのは絶対イヤ!しかも最後の最後にこんなのが待ち構えているなんて、稲荷山を登るのは絶対おすすめしません!
下りは、さほどきついコースではなかったが、ぢぐwが言うように、下りは足にはきつかった。
登りで疲労しているためもあり、踏ん張るのがきつい。下り階段のトレーニングなど、全然役にたたん。階段では踏ん張らないもんね。これは課題だ。
ときおり、風のように駆け下りるランナーや、厨房どもが急な傾斜で「ファイヤー!」などと叫びながら一斉に跳びはねながら駆け下りていくのを唖然として眺めながら、下る、下る。
木の根が出ていたり、粘土質ですべりやすかったりで、足もとに注意をはらっているから、周りの景色もあまり目に入らない(余裕のなさもあるけど)。きつい。しんどい。
ここでも「30分だね」とか言ってみるものの、誰も「休もう」とか言ってくれない(ノ_・。)
よつぃが携帯で話していたりするときを狙って休んでみたりする。



15:50、無事下山。
きつかったが、やっぱり登りよりも全然早いんだな。

【打ち上げ】
下山後、しばらく登山口前のベンチで放心状態。といっても、せいぜい20分そこそこか。
それから高尾に移動し、打ち上げ。
高尾にはたいした飲み屋がなかった。しかも、着いたのは16時半ころで、どこも開いてない。
今思えば立川へ行けばよかった。時間も余らなかったし、店も選べただろう。
結局、高尾の笑笑にて打ち上げ。途中、スペシャルゲストにニコも拉致、もとい招待。楽しく飲みました。
21時頃終了。みなで中央線に乗り、立川でよつぃと私が降り、解散。

【帰宅】
飲んでいるときはまだハイで疲れもさほど感じず、眠くもなかったのだけど、一人になってから爆睡。
乗りなれない電車なので、途中「これ何線だっけ」と思ったり、途中なのか過ぎ去ったのかもわからず、キケンであった。
22時半過ぎ、帰宅。倒れるように仮眠。12時ころ起きてみると足が重い重い!
もう登らんぞぉ…と思いながら、体をひきずるように風呂に入り、就寝。
朝(昼だったけど)おきてみると、やっぱり筋肉痛。でも思ったほどではない。
しかも、今はもうそれも撤退中。キツかったけど、ある程度トレーニング成果はあったとみた。
次は丹沢の予定だけど、それまでに下り坂トレーニングをどっかでせねば!

登山したよつぃ、とて、お疲れ様でした。
はるばる打ち上げに来てくれたニコ、ありがとう。
そしてなにより、コーディネートしてくれて、お弁当とハニーレモンを作ってきてくれたよつぃ、本当にありがとう!